うさばか保育園だより
うさばか保育園のうさばか園長がうさぎさん達との日々を綴ります。
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22.05.2010
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うー かんかん が来た!
もうすぐお昼ですね。
皆様こんにちは
うさばか保育園 の むらまつあきこ です。
昨日の夜 いつものようにおやすみ~をして、保育室の消灯をして私も眠ったのですが、
夜中の3時ごろだったでしょうか。。。
遠くからパトカーかなにかのサイレンの音がたくさん
その音はかすかな音量からじわじわ大きくなってきて・・・
近くでなければいいなあと思いながら
そのときの私をうさぎにたとえると
聞こえる方向に向いてタッチをして両耳をぴんと立てて意識を集中・・・
という感じ
じーっと聞き耳を立てていたら
うちのすぐ側でサイレンが止まって停車。
パトカーではなく音はうー!カンカン!
そう、消防車でした。しかも結構な台数が群れでやってきました(この表現おかしいかな)
夫を起こしてベランダにでて様子を見ると
消防車たちはすぐ側に停車しているので火事の現場も近いのかなと思いましたが
炎もあがらず、煙もなし、ほどなくしてみなさんひき返していかれましたので
大事にはいたらなかったようでした。
途中あわてずにいつものトーンで保育室も覗きました。
こういうとき、うさちゃんたちを心配してどどどどど!と勢いよく見に行きたくなりますが
そうするとその雰囲気で向こうもドキドキしてしまって返って危ないこともあるので
一呼吸おいて、私がまず落ち着いて
「みんなどお?どうかなあ?いい子ちゃんにしているかなー?ってちょっと来てみたよー?」
となんでもない風を装って声をかけながらみんなの部屋に入りました。。
外では消防車両、はしご車とかのエンジン音やポンプの音、カーテン越しのライトチカチカ
うーカンカンもうるさかっただろうし、さぞかしビックリしているだろうと
内心覚悟して覗いたのですが
みんなモゴモゴ
牧草を食べながら「おかーさん、こんな夜中にどしたの?」とこっちを見る子
ペレットを食べながら「あ、おかーさんだ♪」とこっちを見る子
見向きもしないで野菜を食べてる子・・・
寝てる子、おかーさんが来たから遊んでもらえるのかと期待を寄せる子・・・
消防車のことは全然気にしていない様子でした。。。
「うー!かんかん!がいっぱい来たけどみんなだいじょーぶそうだねぇ。えらいなあ」
とうんと褒めていました。
何のことか分からないけど、褒められるのは大好きだからいいね!とちょっと嬉しそうに
こっちを見ている子も居たり、引き続きお食事に集中している子も居たり。。。
みなさんマイペースでした。
みんな。ケージは1人ずつでも同じ部屋で何名かで一緒に生活をしていると
1人だけのうさちゃんを育てていた頃に比べて、音に対して一人一人の過敏さ、反応がいい意味で鈍くなる
というか、みんなあまり物音にどうじなくなってくるように思います。
「まあいいや、何かあったら誰か、ここのみんなが騒ぐだろう・・・だから自分はのんびりしていよう」
そういうことを考えている。。。かのような
日和見?他力本願的な・・・感じになって来るように思います。
なので、お家では神経質な子で・・・と言われているような子が我が家にお泊りに来ると、
最初だけ少しまわりを見て気にしたとしても、あっという間にまわりの空気に流されて
その子も我が家の子達のようにマッタリと落ち着いて過ごすようになるので不思議です。
確かにアフリカのサバンナなどでの草食動物をテレビなどで見ていると
みんな個々に適度な距離感を保ちつつも、一応群れになって草を食べたり、腰を下ろして休んだり
しています。
そういう時はまわりの子達も同じようにしているかな?と時々顔を上げて見渡しながら
様子見をしながら自分も休む、食べる
ということをしています。
一人っ子ちゃんで普段生活しているうさちゃんが、その子にもよりますが
その子が神経質だったとします。
でもそれはもしかするとその子のせいではなく、
草食動物として1人で暮らす。生きる。というのは、
たとえ人間の家族が側に居たとしても、
見たことがないはじめての野菜を出されて食べるべきか否か、
初めて聞く生活音の一つ一つに
驚いて逃げるべきか、安心していていいかどうか。。。
常にいろんなことを瞬時に自分で考え、判断し、行動するというのは少し疲れることもあるのかなあ
と思えるんです。
でもだからと言って一緒に暮らすうさぎさんの数をそのためだけに増やしたほうがいい
とはなかなか経済的な面でも、お世話に掛かる時間などの面からも
簡単にはお勧めできません。
保育園をホテルとして利用するだけではなく、
もしその子が一人っ子生活ではなく、集団のなかの1人として生活させてみると
どんな変化が現れるか、ということも知っていただき
そしてもしかしたら、これまで食べなかった野菜が食べられるようになったとか
そういう、今までちょっと無理だったことが、本人にとって無理なく出来るようになって
おうちに帰ってもらう。
帰った後の生活で少しずつでも良い変化が生まれてくれたらな
ということも考えています。
そういう意味ではうちの子達が7名も暮らしているこの保育室の雰囲気
チームカラーは大変重要だと思っています。
みんなが心身ともに健やかで、リラックスしてゆったり過ごしてくれていること
常にいいコンディションを保って
入園のうさちゃんをお迎えできるように・・・
昨夜のうー!かんかん!にも負けないで
もりもりご飯を食べていたうちの子達。。。
親ばかですが、その光景がなんとも立派でした。
一人一人は赤ちゃんの頃、わがままだったり、聞かんぼうだったり、怖がりさんや
大人になってうちに来た子も臆病だったり、びくびくしていたり、引っ込み思案な子もいました。
興奮しやすくて怒りっぽい子も居ました。
最初からみんなタフだったわけでは全くありません。
年月をかけてみんなでこつこつ毎日、無理をせずにゆっくり暮らしてきたから
現在のようになってくれたんだと思います。
保育園は私一人ではできないなあといつも思っています。
親子で作って運営しているんだなと思います。
ご利用をお考えの保護者様はぜひ一度、私たちの保育園の様子をまず見に来ていただきたいなと思います。
爆睡中の秋蔵(三代目)
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