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うさばか保育園のうさばか園長がうさぎさん達との日々を綴ります。
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26.09.2011
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Tタッチ ラビットアソシエイト認定コース のお知らせ。
こんにちは

うさばか保育園のむらまつあきこです。
(このフレーズしばらく使わなかったので懐かしいです)

今日は

Tタッチ ラビットアソシエイト認定コース

のお知らせです。

わたし、むらまつあきこはこの第1回の受講者でもありました。
受けてみたいと思ったきっかけは
我が家のあこちゃん。

彼女は生まれつき胃腸がちょっとおかしな子です。
最近発売された本などには
ドワーフホト種(あこちゃんの種)は胃腸障害が多いので・・・
と記載されるような時代になりましたが、
やっとそのレベルになりました。

みなさまによくお話しますが
あこちゃんのお兄ちゃん「初代秋蔵」の時代は
私ももちろん知りませんでしたし、
獣医さんにその話を相談しても、
いわばオオカミ少年扱い
そんなこと本当にあるのか な状態でした

胃腸障害の子=食物繊維で胃腸の蠕動(ぜんどう)を促進しましょう
というだけが答えではありません。
胃腸は副交感神経という自律神経がしっかりしないと
食物繊維を取らせても、副交感神経が十分に働いていなければ
返ってその繊維質が腸閉塞の原因となったり、ガスが発生したり
かえって危険が伴うこともあります。

うーん。難しい表現でした

イメージとしては
人間の便秘症の人を思い浮かべてみてください。
ゴボウなどの食物繊維をしっかり摂って・・・
とまず指導されて
それで改善できる便秘症の人が居たとします。
けど、
それだとかえっておならが出るばかりで
寝ていてもおなかがガスで張って痛くなる人も居ます。
そういう人には
食物繊維をしっかり摂って、という前に
安定剤、気持ちをおだやかにするお薬(マイナートランキライザーと呼ばれるもの)を
処方したり
アロマオイルのマッサージなどを受けてリラックスを促す
十分な睡眠や休息がとれるようにすることで
ガスでおなかが張ってしまうようなこともなく
便秘も解消される
というもの。
ひとくちに便秘症にしても
食物繊維を取って治る人とそうではない人が居る
ということがあります。
経験のある方いらっしゃるのではないでしょうか・・・

あこちゃんの場合、牧草はもともと止めても聞かないぐらい
大好きで
あればあるだけ食べてしまうぐらいの牧草好き
なのですが、食物繊維はほかの子以上に摂取できていても
常に腸閉塞を起こす心配が
あるのです。
彼女にはリラックスの習慣をつけさせ、常に興奮しないように
特別な配慮が必要なのです。

一見甘やかしているように見えるかもしれませんが
たとえば
あこちゃんがママ!とケージを噛んで呼ぶとします。
赤ちゃんの頃は関係なく噛んだりしていたこともありますが
今はそうではなく、
私を見かけると、ちょっと来て!と呼びます
その時は何を差し置いてでもすぐに行きます。
待たせると
イライラして、イライラすると怒りが来て、
怒りが来ると興奮がきて、興奮が来ると
交感神経が刺激され、副交感神経がその分影をひそめます。
そうなれば
牧草を食べていようがサプリを飲んでいようが、野菜を食べて水和していようが
容赦なく、胃腸は動きを止めます。
止まればうんちなどが詰まって腸閉塞
とイメージしていただければわかりやすいと思います。

こういう時間を長びかせないことが
あの子から腸閉塞を遠ざける
実は一番大事なこと

あこちゃんについては
食事面を工夫したりするのはまず基本であるけれども

それ以上に
恐怖や興奮、怒り、イライラ、いらだちなど
交感神経を長く興奮させないように
何か良いものはないか。。

と探していたところに
出会ったのが
このTタッチでした

Tタッチタイムをあこちゃんに導入するのは
正直あこちゃん自身がかなり警戒心が強い面を持っても居ますので
時間がかかりましたが、
保育園で何人かの方がご覧になったことがあると思いますが
あこちゃんはTタッチをして!と自分から私の膝に乗って来て
お座りをして
Tタッチをし始めるとやがてグーグーとその場で寝始めます。

今ではもちろん

あこちゃんだけにとどまらず
べるちゃん、はーくん、秋蔵(3代目)、豆蔵、麓ちゃん、虎ちゃん
我が家は全員Tタッチキッズです。

そしてもちろん、
お泊りで入園してくださるうさぎさんたちにも
ちょっとしたおでこのナデナデ一つも
Tタッチで行っています。
効果のほどは、それぞれのお母様が良くご存じであると思います。

☆☆☆☆☆

この認定コースは
全部で4日間の日程が組まれています。
4日間すべてを受講していただくことになります。
4日連続ではありません。

今年の日程は

セッション1 2011年11月12日(土)/13日(日)

セッション2  2012年3月10日(土)/11日(日)

となっているようです。
セッション1で習った内容を
セッション2までの期間お家のうさぎさんとじっくり練習していただけます

その結果、効果、感想をふまえて
セッション2ではディスカッションがあり、また復習をするという
非常に濃厚な内容となっています。

しっかりと身につけたい
今まで他所での短時間の講座を受けたことがあるけれど
いまいちその意味や効果がつかめなかったという方にも
おすすめしたいと思います。

講師は
ローレンマッコール先生がアメリカからはるばる来日されます。

☆☆☆☆☆

我が家のうさぎたちは
この人見せたさにこの講習に参加させた
と言ってもいいぐらい。
ローレン先生は
不思議な先生と言っておきましょう・・・。

授業は英語で行われますが、山崎恵子先生による通訳がつきますので
安心して受講していただけます。


私の時は
セッション1でまずべるちゃんとあこちゃん、豆ちゃんを連れていきましたが
特に聡明なべるちゃんは
ローレン先生のことを非常にすばらしいと
感動していました。
帰宅後、同レベルのTタッチを
「あんたもあの人と同じ『人間』なんだから手があるんだったらできるでしょうに」
と催促された夫。
夫も必死でTタッチらしいことをしようとしましたが
しばらくすると
「できないの?つかえないなあ、もういいよ」と当時はまだ歩き回っていたので
さっさと行ってしまった
というエピソードがあります。

あと、べるちゃんのようなベルジアンヘア種は
非常に神経質であるといわれるそうですが、
べるちゃんは
私がTタッチを受講した後、べるちゃんに施すと
あれよという間に熟睡し、目の前であっという間にレム睡眠(目がうごく眠り)
にはまってしまって
そのまましばらく寝てしまう
というほどになりました。

今の穏やかな彼をご覧になっているみなさんに
ちょっとしたべるちゃんの秘密
彼もまたTタッチによって落ち着いて暮らせるようになったと言えると思います。
そして今彼は通院も非常に多いですが
待合室などでTタッチを行ったり、受診の前後にも行うようにしたことで
彼は難なく通院スケジュールをこなすスーパーボーイとなっています。
(普通だったら通院のストレスで、こんなに病院には必要になっても来れなかったでしょう)

また
セッション1が終わってほどなくして
練習期間の間に我が家は今の家に引っ越しという
うさぎたちには試練となりそうなイベントがあったのですが

Tタッチのおかげもあり
みんな体調を崩すどころか
新しい家に興味深々で
我が家で一番臆病だった秋蔵くんがまず一番に
新しい家を気に入り、
広いリビングでまず遊びたい、出てみたいと
身を乗り出したのも
かなり驚きました。

かつて
はーくんが大病をして大手術となったときも
麻酔から覚めて落ち着かなかった彼に以前からしていたTタッチを面会中ずっとしていましたが
手術でつながったばかりの腸が
彼がTタッチにはまってぐわ~っと熟睡して意識を失うたびに
お腹はごろ~っと鳴って
ガスがどんどん出てきて
臭い中でのTタッチで付き添う私も大変でしたが、
吻合されたばかりの腸から順調にガスが出て、すばらしい回復の経過をたどれたのも
もちろん、先生の手術のおかげでもありますが
そのあとの回復生活を頑張れた私たち親子には
Tタッチは欠かせなかったと思います。(涙)

最初は
あこちゃんのためにと
ちょっとしたリラクゼーションの1つとして取り入れたTタッチですが
みんなの気持ちにもいろんな効果が出てきていることが
その後いろんなことでわかるようになってきました。

我が家のみんなが
お泊りで入園するうさぎさんに対して
差ほど緊張したり興奮して縄張りを主張するというような行動に
いちいちでないのも
おそらくTタッチが影響しても居ると思います。

私の感想としては
リラックス状態への導入がスムーズになる、
Tタッチの皮膚感覚を1度覚えたうさぎさんは、また手が自分の皮膚に近づくと
あの心地よいリラックスがまた来るのではないか?と予想するようになる。
そういう状態を繰り返すうちに
自分の環境や行動に自信や安心感がもてるようになる
のではないか
と思います。

Tタッチのことになると
かなりまだまだ言いたいことがありますが

これは
ただのナデナデにあらず。

うさばか保育園をご利用いただいている保護者の皆様にぜひ
おすすめしたい
講習です。

もちろん、将来うさばか保育園を私もやりたい!というかたや
うさぎ関係の仕事をされたい方にも
お勧めしたい講座であると思います。

お申し込みはこちらから。。。↓

http://www.ttouch.jp/rabbit.htm

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