fc2ブログ
うさばか保育園のうさばか園長がうさぎさん達との日々を綴ります。
2023.09    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30   
19.11.2011
comment:2
trackback:0
昨日で4年になりました。
こんにちは
今日は1日雨です。

ずーっと降っていて寒いです

風邪ひかないように気を付けたいですね。
ユニクロで冬用のアイテムをいくつか買いました。
今年もヒートテックのお世話になるでしょう

昨日11月18日
特別な記念日でした。

豆蔵(まめちゃん)
鈴蔵(べるちゃん)
3代目秋蔵(あきぞう)
それから、もう亡くなりましたが 文蔵(ぶんちゃん)

この子たちがうちにやってきたのが
4年前の11月18日でした。

息が真っ白になるぐらい
本当に寒く凍えそうな寒さだったのを覚えています。

ひとりひとりにあたらしいお家(ケージ)を配ったとき
へー、って中を見渡して
コロン♪として喜んだり
新品のお部屋に敷かれた
柔らかいごろりんマット、ラグマットなど
お手手で伸ばしたり、寝転がったり、頬ずりして

前のお家で最後に味わったであろう過酷な体験を
1日でも早く忘れてほしい
と必死で取り組んだ4年はあっという間でした。

私のことが
おばちゃん、
から
おかあさん

に変われるまで

この家庭のことが
よその家
から
自分の家

に変われるまで

この子たちそれぞれに葛藤があったり、自分の中でいろんなトラウマや悩みや不安と闘ったり
向き合いながら、ひとつひとつ自分で整理して
私の子になってくれたのだろうと思うと

私が保護しました
みたいなたやすいことではなく、
そのあとの、この子たちの努力がなかったら
こうして仲よく幸せに暮らすなんてできなかったという思いでいっぱいです。

うちに来てしばらく
私も含めて人がケージのそばに来るだけで奥に逃げ込んで
隅っこで固まっていた豆蔵

時間をかけてどうにか抱っこで外の運動場に移すこともできるようになって
遊ばせていると、
こっちを意識してしまって、くつろげないかな~

遊ばせている間
台所に行って洗い物などしていたら

誰かが見てるような気がして
ふと振り返ってみたら

隣の部屋から少し出ていたサークルの柵の隙間から
豆蔵が私のことをじーっと見ていたことが何度かありました。

どしたの?
なあに?
と言うと

きゃ~~~!
と首を振り振りしてギャロップしながらどこかに走り去り

なんだろうなあ
とまた洗い物に戻ると
また視線が、、、

振り返ると
やっぱりまめちゃんがこっちをまたじーっと見ていて

この人
どういう人かな
新しいお母さん、どんな人かな
とウォッチングしてたんでしょうか

小さな胸であれこれ
考えて、私をおかあさん、と切り替えてくれたのか
どうかわかりませんが

あの頃、こっそり私をみていた豆蔵くんは
今では雑誌の表紙に登場し
保育園の重要なポストに就いて役職うさぎ息子として
活躍してくれています。

4年
早いですね

あの寒い日までの過去を忘れていてくれたらいいなと
今も思います。
スポンサーサイト



鯛子
記念日おめでとうございます。
あっという間だったという4年間、すんごく密度の濃い時間だったことでしょう。
園長さんが、みんなのことを一生懸命守って過ごしてこられたとともに、みんなも園長さんに気遣いしながら、今の絆を培われたんですね。
そっと覗くまめちゃんの姿を想像すると、なんだか胸がキュンとなります。
みんなが、大好きな園長さんとこれからもいっぱい楽しい時間を過ごしてほしいと願います。
21.11.2011 / URL [ EDIT
むらまつあきこ
鯛子さま

おはようございます。

> 記念日おめでとうございます。
ありがとうございます。

> あっという間だったという4年間、すんごく密度の濃い時間だったことでしょう。
本当にあっという間。最初の1~2年ぐらいは、この子たちの他に、会長さんといううさぎも居て
いろいろかかりっきりなこともありで、正直ああかわいい。と感動する余裕があまりなく
でもその時、その時に見せるこの子たちのしぐさや表情が いじらしかったり、切なかったり
心の中で夢中でシャッターを切ってましたが、いろんな場面を思い出す今日この頃です。
本当に濃い4年間だったと思います。

> 園長さんが、みんなのことを一生懸命守って過ごしてこられたとともに、みんなも園長さんに気遣いしながら、今の絆を培われたんですね。
家族になるって、今日からせーの!という具合にはうまくいかないと思うんですよね。
各メンバーが紆余曲折を経て…気が付いたらレギュラーメンバーになっていた。みたいな。
怖いというものを、無理に慣れるようにと催促しても悪いし、仲よくするもしないも本人が考えて決めるが
一番いい
と思って、個々に対して「私目線」の自己満みたいな平等扱いはしないように気を付けていました。
たとえば、全員をどこかに連れていくとか、全員順番に抱っこ
とかそういうのも、できない子は見学していればよし、できる、今そうしたい子はすればよし
という感じで。
嫌とか怖いって、私もですが絶対嫌ですし絶対怖いから、大丈夫だからと言われても
嫌なものはいやなんだから・・・と
待ちながら。別に教えたわけでもなかったんですが、気が付いたら「おーい、おかーさーん!」と
追いかけてくるようになったり、抱っこすると歯をゴロゴロ鳴らしてくっついて来たり
そう思えるまでの個々の努力もすごいなあと、自分なら知らない家にいきなりある日連れてこられて
さあ仲よく暮らせ、と言われてその通りできただろうか
とかんがえてみたら。自信ないんですよね。
この子たちは本当にすごいなと
バカ親ですがそう思います

> そっと覗くまめちゃんの姿を想像すると、なんだか胸がキュンとなります。
まめちゃんは、今までのこと、こっそりヒミツ日記につけ続けていると思うぐらい
ふとした時とかあの子は私とか他の人、他の子をじーっとよく見てるんですよね。
言葉にできないいろんな思いがあると思えて
私も胸がキュンとなります。
あの頃のまめちゃんは、私を見てどう思ってたんだろうと

> みんなが、大好きな園長さんとこれからもいっぱい楽しい時間を過ごしてほしいと願います。
年齢がはっきりしないメンバーですが、確かにみんなちょっと老けてきました。
でも私もおばさんまっしぐら。
いつまで一緒に暮らすことが許されるのか分からないんですが、この子たちがもともと生まれる前に居たところへ戻っていくまでの間まで、しっかり見届けたいと。私のほうが人間、保護者の役割なので
その役目をきっちり果たせたらと思います。

こやなぎさんのこと、今でもいつも思い出しているんです。
あのこ、おほほほと笑っているように思えてなりません。
21.11.2011 / URL [ EDIT
   


 内緒にする
http://usabakamaman.blog106.fc2.com/tb.php/153-442c64de